今日は、中高時代からの友人の演奏会でした。
彼女は打楽器をやっているのですが、数年前にグループを立ち上げて、いろんな活動をしています。
演奏会も毎年開いているようで、今年は私がこっちに戻っているのを忘れないで、チケットを送ってくれたんです。
私の音楽との接点は、ピアノが最初でした。
専攻したのも声楽だったので、メロディーラインがあるのが当たり前で、何気なく頭の中を流れる音楽も、メロディーが中心でした。
だけど打楽器はちょっと違って、どちらかというと音楽の下支えのような役割があります。
その下支えがとっても重要で、音楽の面白さも実はこの部分にあるように思います。
彼女に出会って、一緒に音楽を聴いたり、楽譜を広げてあれこれ遊んでいるうちに、いつの間にか私の耳も変わっていったように思います。
現代では電子音があちこちに溢れていますが、生の音がそのまま体に響いてくるのを感じることはとても大切だと思っています。
ずっとそれを子供たちに体験させてあげたかったのですが、いい機会を彼女が与えてくれました。
今年はマリンバを中心としたプログラムでしたが、前半は子供にも馴染みのある曲ばかりで、よく知っているメロディーがマリンバという大きな木琴から流れてくるのを楽しく聴いていました。
後半のプログラムはちょっと難しいものでしたが、打楽器の迫力と次々に出てくる様々な楽器に目を奪われて・・・・笑。
太郎くんは後半の方が面白かったようです。
音のかけ合い、響き、パフォーマンス、想像性・・・とにかく楽しめるプログラムでした。
耳だけじゃなくて、普段はあまり使わない脳も刺激されたんじゃないかしら?
懐かしい人たちにも会えました。
ちょっとした同窓会みたいな雰囲気♪
高校2年生のときの担任の先生にもお会いできました。
ずっと趣味でフルートをされていて、今回賛助出演されると聞いて楽しみにしていたのですが、体調不良ということで客席に座っておられました。
世界史の先生でしたが、音楽が大好きで、中でも「本当はうたが好きなんだ」って・・・。
「だからとんちゃん(昔のあだ名)、諦めないで。うたは素晴らしいよ。」っていつも励ましてもらっていました。
通知表にも、成績や学校生活のことじゃなくて、「歌うんだからもう少し太らなくちゃ」って書いてあったり・・笑。
私にとって先生のクラスは、6年間で一番楽しくて充実したクラスでした。
何人かとメール交換も出来たし、今度はゆっくりおしゃべりできると良いな〜。
はるみちゃん、幸せな時間を作ってくれてありがとう。